新潟県スポーツチャンバラ連盟
スポーツチャンバラは、1971年、田邊哲人によって始められたスポーツです。日本では古くからチャンバラごっこが子供たちにとっての遊戯として行われていました。チャンバラと護身術を合体させて、さらに安全性を確固たるものとするためにルールや用具に工夫を重ねていきこの競技は誕生しました。チャンバラでの怪我を防ぐために武器となる剣はエアー式の怪我の危険性が少ないものを採用。そして防具も頭部をアクリルのフェイスガードで覆うようにして万が一の負傷まで徹底して予防し、子供でも安全に楽しめるスポーツへと発展し、現在では多くの方に親しまれています。使う用具は「得物」といい、太い長剣、細い長剣、太い小太刀、細い小太刀等色々あるのが特徴です。「得意な得物」と「ちょっとなじみにくい得物」など、自分にしっくり合う得物が何なのか、あれこれ試してみるのも楽しみの1つです。
ルールは簡単で「打たれれば負け」という基本的な勝敗の付け方です。「打たれたこと、負けたことを素直に認め合い、潔く、爽やかに相手を讃え合う」ことが大切です。これを自心審判と言います。6m~9m四方の正方形のコートで繰り広げられる、試合時間3分の戦いです。
大会は世界選手権・全日本選手権をはじめ各地でスポーツチャンバラの大会が開催されています。使う得物の種類によってさまざまな種目があり、各種目の優勝者によるグランドチャンピオン戦の会場は大変な熱気にあふれます。